赤ちゃんや子供を葬儀に連れて行く時は。

赤ちゃんを葬儀に連れていくかどうか迷う親御さんは多いのではないでしょうか?

基本的に、親族の葬儀であれば問題ないかと思います。
ただ慣れない環境でぐずったり、体調を崩したりする心配があり、周りへの気遣いで疲れてしまう可能性があります。
夫婦どちらかが参列する。または欠席しても小さな子供がいるという理由で受け入れてもらえるかと思います。欠席される際は弔電を送るなどの配慮をされた方が良いかと思います。

 

赤ちゃん・小さなお子様を連れて行く際のポイント
  • 事前に遺族の方に連絡する。葬儀場の授乳室やオムツ換えスペースなどの有無も確認出来るかと思います。
  • 会場に到着したら、葬儀が始まる前に遺族への挨拶を済ませましょう。長時間の葬儀にずっと参列出来ない事もあります。早目に挨拶しておきましょう。
  • 親族であれば親族控室を使用できます。赤ちゃんや子供がぐずっても、すぐに控室で待機できるよう、控室に近く途中退席しやすい席に座りましょう。
  • 大きな音が出るような玩具やゲームは避けましょう。なるべく音の出ない玩具で遊ばせ、ぐずるようであれば無理せず退席しましょう。
  • 僧侶の読経中は、途中で退席をしても問題ありません。控室で焼香まで待機して、焼香の際にだけ参列されるのが負担が少ないかと思います。葬儀のスタッフに焼香時に声を掛けてもらうことも可能ですので、是非相談されてみてください。
  • 焼香台には火のついた香炭が入った香炉があります。赤ちゃんが間違って触れないよう、焼香の際はなるべく誰かに預かってもらいましょう。
  • 小さなお子様に焼香させる際は、お父様やお母様と一緒に、お香と間違えて香炭に手を入れないよう注意しましょう。
  • 火葬場へは無理に連れて行く必要はありません。少なくとも2時間はかかります。ご自身と赤ちゃんの体調を考えて計画しましょう。

 

赤ちゃんの服装

赤ちゃんの服装は黒や白、紺、グレーなど、落ち着いた色や控えめな色のものを選びましょう。靴下も履かせます。目立つ色やカラフルな柄、キャラクターが大きく配置されているような服は避けましょう。

 

園児や小学生の服装

制服がある場合
制服が正式な礼服となりますので、制服を着用しましょう。
ただし、赤などの鮮やかな色のリボンやネクタイがある際は、外しましょう。

制服がない場合
制服がない場合は、白のシャツに黒、紺、グレーなどのズボンやスカートで合わせれば良いでしょう。
夏は白のポロシャツなどでも大丈夫です。
季節によって、ベストやブレザーを着用すると、フォーマルな雰囲気になります。
しかし、普段きちんとした服装を着ることがあまりない子供の場合は、長時間を着慣れない服を着ていると、疲れてしまうかと思います。なるべく着慣れた服装で黒、紺、グレーのものを選ぶと良いでしょう。

靴下は黒色が適しています。くるぶしより下のショートソックスや膝上までのニーハイソックスは避けましょう。
靴は黒のローファーなどが良いでしょう。黒、紺や白、グレーのスニーカーでも大丈夫です。光ったり音が鳴るようなものは避けましょう。

 

 

騒がないように等の注意は必要ですし、親御さんが疲れてしまわれるかと思います。
しかし、なかなか会う事が少ないご親戚の中には赤ちゃんやお子様のお顔を見て喜ばれる方もいらっしゃると思います。是非、無理のない範囲で葬儀に連れて行ってあげて下さい。

 

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