死装束で使用される三角巾は何のため?

お化け屋敷や怖い話などで出てくる幽霊は、頭に三角の布をつけているイメージではありませんか?
あの三角の布が「三角巾」です。
お化けや幽霊の象徴のように広まっていますが、本来三角巾はどのような役割を持っているのでしょうか?

死装束とは

人がお亡くなりになり、納棺するときには死装束という白の衣装を身につけることが多いです。
近年は、故人様らしさを重視する風潮もあり、生前着用していたお洋服のままお見送りすることもありますが、まだまだ着用されています。
死装束は、これから死後の旅に出られる故人様の旅支度です。
極楽浄土を目指して出発するということで、修行僧の服「経帷子(きょうかたびら)」を身につけるのが通例となっています。

詳しくはこちらのコラムをご参照ください。
故人様の旅支度。仏衣とは?

三角巾とは

その中でも、幽霊の象徴のような「三角巾」には、身につけるいくつかの理由があります。

◆魔除け
旅に出る故人様を悪いものからお守りするために身につけているという説です。
元々は送り出す者が三角巾をつけていたようですが、それが転じて故人様にのみ三角巾をつけるようになったとか。

◆高位の冠・閻魔様にお目通りするための正装
三角巾は「天冠(てんかん)」とも呼ばれています。
「天冠」には「高貴な人がつける冠」という意味がありますので、
「冠を身につけ、高貴な者だと証明し、閻魔大王にお目通りをお願いする」
ために着用すると言われています。

「天冠」は三角巾のみならず、お雛様の頭に載せている冠なども「天冠」と呼ばれます。
高貴な人が身につける冠を総称して呼ぶのですね。
ということで、「天冠」が高貴なものとしての証明というのは間違いではなさそうです。

◆元々はお顔にかけていた白い布が変化した
お亡くなりになった際に、顔に白い布をかけます。
その布が、お顔ではなく頭に乗せるようになり、三角巾になったのではという考えです。

◆再生の意味
三角巾の三角が蛇の鱗に由来していて、「死者の再生を願う」という意味が込められているという説もあります。
蛇が脱皮を繰り返して成長することから、再生・生まれ変わりの象徴として蛇の鱗を模した三角巾がつけられるようになったということです。

三角巾をつけない宗派も

浄土真宗では、亡くなった後すぐに成仏して極楽浄土へ旅立ち、仏様になるという考えのもと
死装束を着用したり、成仏をお祈りしたりすることはありません。
ですので、三角巾も着用しません。

まとめ

三角巾には、故人様が無事極楽浄土へ辿り着けるようにと遺族の願いが込められて身につけられるようになったものです。
しかし、着用しない宗派もありますので、知識として知っておくと良いでしょう。

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