遠方でご家族が亡くなった場合
遠方で一人暮らしの母が亡くなってしまった。
生きているうちに故郷に連れて帰りたいと思っていたが間に合わなかった。
知り合いもほとんどいないし、お葬式はどうすればいいのだろうか?
離れて暮らしていらっしゃるご家族に万が一の事があったら、あなたはどうしますか?
私どもは、お客様の望むかたちにあわせてお手伝いをさせていただきます。
選択肢は大きく分けて2つありますのでご紹介します。
遠方で亡くなった家族の葬儀を行う方法
地元ではない地域で死亡した場合は、現地で火葬してご遺骨を連れ帰るか、ご遺体のままお帰りになるか二つの方法が考えられます。
①亡くなった先で荼毘に臥し、ご遺骨で故郷に帰り法要を行う
お母様が暮らしていらした地ではごく親しい身内の方だけでお葬式を行い、火葬まで行います。現地で火葬にする場合は、地元の市区町村役場に「死亡届」と「死体火葬許可交付申請書」を発行してもらい、これを現地の火葬場に持って行きます。
火葬後、ご遺骨をお連れになって地元に戻り、改めてそこで法要を行うという方法です。49日法要と納骨法要を故郷で行うことで、晴れて故郷に戻れたということになります。
こういう形式でよいかどうかは菩提寺によくご相談していただく必要がありますが、火葬は済んでいるので、故郷に行く日程に余裕があり慌しくならずに済みます。
現地でのお葬式は、家族葬がおすすめです。
②現地から故郷へ故人様をお運びし、故郷で葬儀を行う
・陸路でのご搬送
専用の寝台車にて故人様を陸路にてご搬送いたします。納棺は必ず必要ではないのと、手配がそう難しくないのがメリットです。
デメリットとしては、専用車両にて長距離を高速道路で移動するため、高速代金や、有料道路料金がかかること。さらに長距離の搬送となれば、ドライバーの交代要員が必要になり、その分人件費も多くかかってくるので、料金が高めになります。
・空路でのご搬送
飛行機を利用して故人様をご搬送いたします。搭乗手続きや納棺などで時間がかかるため、一度安置施設を利用する必要があります。
予約が完了すれば、フライト当日に空港まで故人様とご一緒にご案内いたします。
場所によっては、前述した高速代なども考えると陸路より費用も抑えられることがあります。
搬送費用には搬送距離というご遺体を迎えに行くまでの距離と、そこから安置場所までの距離を合計したものの料金がかかります。
また、搬送に必ず必要となるのは棺、ドライアイス、納体袋、シーツの物品一式で、その費用も加算されますのでご注意下さい。
まとめ
どちらにしても、病院で亡くなった後紹介される葬儀社は、通常よりも料金が割増されていることも多いので、葬儀社を決めておくというのも一つのポイントになります。
遠方で暮らしていらっしゃるご家族の葬儀相談も受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
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