葬儀でのハンカチの色に決まりはある？

葬儀に参列する際、ハンカチを持っていくことが多いと思いますが、
その時の色は白色がいいのか、黒がいいのか悩まれたことはありませんか？
葬儀の時に持つハンカチのマナーについて解説します。

基本は白色

結論から言うと、基本的にハンカチの色は白色が良いでしょう。
喪服や靴などは黒なのに、なぜ白色がいいのかというと
元々は冠婚葬祭における正装は白が基本だったためです。
清潔感や気品があるので、慶弔用として使用されています。
ですが、喪服や持ち物が黒色なことから、近年はフォーマル用として黒色のハンカチが販売されていることもあります。
黒色のハンカチでも問題はありません。

柄は入っているものでもいい？

ワンポイントや刺繍が入っていても問題はありません。
黒色だからといって、ベースは黒だけれども大きな花柄が入っていたり、
キャラクターが入っているようなものは避けるようにしましょう。
遠目に見てとても目立つものでなければ、特にマナー違反に当たることはないでしょう。

夏場はもう一つ持っておくと◎

フォーマル用として販売されているものは、ポリエステルやシルクのものも多くあります。
これらはあまり吸水性が良いものではありません。
涙を拭うものと汗を拭うものと夏場は二つ準備しておくと良いかもしれません。

ハンカチはどこで買える？

もし白色や黒色のハンカチが手元にない場合には、
コンビニエンスストアや100円ショップでも手に入れることができます。
急な葬儀でハンカチを忘れてしまった際などには活用してください。
値段も特別高いものではなく、品質も他のものと差異はありません。

まとめ

基本的には白色がいいと言われていますが、
例えばピンクや黄色などの派手な色、キャラクターの入っているものでなければ、そこまで気にしなくてもマナーとしては問題ありません。
黒色や紺色、男性であればビジネスで使っているような暗い色のチェック柄などでも、
ずっと手に持っているわけでもないので、これはマナー違反だ！と重く気にすることもないでしょう。
マナーばかりに囚われず、故人様を弔う気持ちを忘れないようにしましょう。

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