弔問客が自宅に来られた際のマナー

お通夜や葬儀に参列出来なかった方が自宅へ弔問に来られることがあります。
また、昨今は葬儀を身内だけで執り行い、葬儀後に訃報を知り弔問されるケースもございます。
弔問客が自宅に来られた際にどう対応するのか知っておくと慌てることなく対応できるかと思います。

【弔問（ちょうもん）】

亡くなられた方の家に訪問をし、お悔みを述べることを意味します。
お悔やみを述べる行為として広い意味で使われるため、お通夜やお葬式等に参列する場合も弔問となります。

【弔問客】

お通夜やお葬式に参列される方や、参列出来ずに遺族の家に訪問される方。
訃報を聞いて直ぐに遺族の家へ駆けつけて下さるお客様についても、弔問客ということになります。

【弔問客への対応】

自宅に弔問客がいらっしゃったら「お線香をあげてください」と故人様のもとへご案内します。
喪主として葬儀や葬儀後の手続きで疲弊し、大切な人を亡くした悲しみで憔悴している状況でもあります。訃報を聞き駆けつけて下さったお客様に感謝をし、ご無理のない範囲で対応すれば大丈夫です。
もしご自身の気持ちに余裕がありましたら、感謝のお気持ちをお伝えすると良いかと思います。

【お悔みへの感謝の言葉】

ご丁寧に、ありがとうございます。　故人も喜んでいるかと思います。
生前は故人が大変お世話になりました。
本日はお忙しいところ、足を運んでくださり、ありがとうございます。故人に代わり、お礼を申し上げます。
本日はご多用のところ、おいでいただき、感謝申し上げます。

【お供物などをいただいた時】

「お心遣い恐れ入ります。仏壇へ、供えさせていただきます」と感謝を伝え、仏壇や祭壇にお供えしましょう。

【香典返し】

香典やお供え物をいただいた方へは返礼品を贈るのが一般的です。
いただいた香典やお供え物の金額の半分から３分の１程の金額で品物を選ばれると良いかと思います。
食品やお菓子、消耗品などが一般的にいいとされております。

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