お通夜と告別式何が違うの？

一般的なお葬式はお通夜と告別式の２日に別れて執り行います。
1日目はお通夜、２日目は告別式、そして告別式の後に火葬という流れとなります。

お通夜

現在、短時間で終わる「半通夜」が主流となっているため、
お通夜は夕方から開始されることが多く、会社帰りに参列しやすい事もあり、
近年では「告別式に出席できない人のお別れの場」としての認識が広まりつつあります。
また、通夜では参列された方や僧侶に対しお酒やお食事を振舞う通夜振る舞いがございます。
最近は、通夜振る舞いをされない方も多くいらっしゃいます。
またお通夜を省略した一日葬も一般的になっています。

通夜は本来、故人と生前親しかった友人や知人が弔問に訪れ、故人の家族や親戚と共に別れを惜しむ儀式です。夜通しで故人との別れを惜しむ儀式であるため「通夜」と呼ばれているのですが、夜通し行われることも少なくなっております。

告別式

告別式は文字通り「亡くなった人に最後の別れを告げる」儀式です。
お通夜と違い日中に行われることが多く、友人・知人などの会葬者にとっては、
故人と過ごせる出棺前の最後の時間となります。
告別式の最後には柩の中に参列者がお花を供える、お別れ花の儀があります。
その後、柩は霊柩車で火葬場に向かいます。

また、葬儀・告別式と現代ではひとくくりにされることが多いですが、葬儀式と告別式は別の儀式でした。
葬儀式は、故人の冥福を祈り、家族や親族などの近しい人たちが行う宗教的な儀式です。
告別式は、友人、近所の人、仕事関係など、故人とゆかりのあった人が、最期の別れを告げる儀式です。
葬儀を終えた後に会葬者がお骨をお墓まで送り、埋葬前に行われるのが一般的でした。

近年では葬儀と告別式を一緒に行うのが一般的になり、
このふたつを合わせて告別式と呼ぶことも増えてきました。

告別式の流れについては、こちらをご覧下さい。
お葬式の式次第（宗教別）

https://bit.ly/3FG5QOR

宗教による葬儀参列の作法については、こちらをご覧下さい。
葬儀参列の作法について
https://bit.ly/3AfeaE8

宗教・宗派による葬儀の違いは、こちらをご覧下さい。
宗教・宗派による葬儀の違い -通夜・告別式

https://soushiki-hinata.com/blog/detail/20210409133610/

宗教・宗派による焼香の違いは、こちらをご覧下さい。
宗教・宗派による葬儀の違い -焼香

https://soushiki-hinata.com/blog/detail/20210409133610/

宗教・宗派による香典の違いは、こちらをご覧下さい。
宗教・宗派による葬儀の違い -香典

https://bit.ly/3Aew6Pp

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