【終活】家族に残しておいた方がいい情報はどんなもの？

終活とは、自分が亡くなった時にどんな葬儀にしてもらいたい、逆にしてほしくないことを考えたり、
遺された家族が困らないよう自分の死後の生活を考えたり、
また、いつかくるその日のために準備をしておくための活動のことをいいます。
ご自身の死と向き合うことになるので、「縁起でもない」ですとか「考えたくない」とおっしゃる方も多いですが、
終活はご自身の為のみではなく、ご家族のために実践するものであるということを念頭に置いていただけると
少しご家族のために活動してみようかな？という気持ちになっていただけるかもしれません。

終活をなにから始めればいいのか悩まれている方は
ぜひこちらの記事も併せてお読みください。

今すぐできる生前整理の始め方
https://bit.ly/3j20jcx

終活、何から始める？
https://bit.ly/3ydT36h

終活で残しておいた方が良い情報

終活というと葬儀やお墓に関することがメインだと思いがちですが、
お住まいに関することや、もし病気になったときに自分で判断ができなくなるような状況の場合、
どうして欲しいのかなど自分の意思を書き記しておくのも立派な終活です。
家族が困らないように、残しておいた方がいい情報がいくつかありますのでご紹介します。

医療や介護に関すること
日頃から病院へ通院していたり、デイサービスなどに通われている場合には、
▼かかっている病気や通っている医療機関に関する情報
・持病や服薬に関する情報

▼今後の治療等をどうしてほしのか、また介護に関してのお考え
・診察や介護を任せたい施設があれば記載しておく
・もし認知症になった後どうして欲しいかなど

を書き記しておくと安心です。
口頭で伝えるのももちろん良いですが、気が動転しているといざというときにその情報が抜けてしまったり
そもそも忘れてしまうという可能性もありますので、
エンディングノートを書いておいて家族がわかるところに残しておく
パソコンにデータとして残しておく

のが良いと思います。
パソコンに残しておく場合、もしログイン時にパスワードをかけている場合はそちらもどこかに書き記しておきましょう。
エンディングノートも併用しているなら、そちらに記入しておくと良いでしょう。

財産に関すること
老後の生活、ご自身が亡くなった後家族が送る生活を意識して考えます。
不動産や株などの金融資産がある場合は、亡くなった後の相続も決めておきましょう。

相続に関すること
ご自身の資産や前述した金融資産の相続人をどうするかを明確にしておかないと、
亡くなった後親族間などでトラブルが起きるかもしれません。
相続トラブルはとても多い問題です。

「誰が遺産を相続するか」「何人かに分けるならば具体的な内訳の数字」を残しておく必要があります。
ご自身で判断できない場合には、専門家に相談するようにすると良いでしょう。

葬儀やお墓に関すること
亡くなった後の葬儀をどのようにして欲しいか明確な意思がある場合には
葬儀社や相談センターへの事前相談をお勧めします。

葬儀に関して
・どのくらいの規模で行うのか（家族葬・一般葬など）
・参列して欲しい人
・使用してもらいたいお花など

お墓に関して
・お墓を建てたい土地
・どのようなタイプのお墓か
・そもそも建てなくていい（樹木葬や合同葬など）
・散骨してほしい

など決めていることがあれば書き記しておきます。
もしご家族に伝える機会があれば、事前にご相談しておくとよろしいかと思います。

ご自身の意見が尊重されるものですが、家族の意見ももちろん大切です。
もしもの時が来る前に、話し合いどうするか意見を擦り合わせられるといいですね。

ご不明点やご不安点はお気軽にご相談ください。
事前相談も随時受付中です。

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